狭い家が、ポケモンの大冒険フィールドになる日

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家が好きな息子と過ごす。わが家で、ここ数ヶ月ずっと人気なのが「モンコレ探し」です。

そもそも「モンコレ」って?

モンコレとは、タカラトミーから出ているポケモンのフィギュア「ポケットモンスター モンスターコレクション」のこと。手のひらに乗る小さなサイズで、ピカチュウやリザードンなど種類が豊富。値段はガチャガチャに比べて少し値が張るがハズレやかぶることがないのでたまに買っています。息子のおもちゃ箱には、いつのまにかポケモンたちがぎゅうぎゅうに暮らしている。

ルールは簡単、でも奥が深い

  1. 息子が好きなポケモンを6体選んでリビングのどこかに隠す
  2. 隠し終わったらスタート
  3. 6体ぜんぶ見つけたらクリア

わが家は狭いマンション住まい。広い家なら大冒険になりそうだが、狭いからこそ「えっ、そんなところに!?」が生まれる。本棚のすき間、カーテンの裏、スリッパの中。限られたスペースで、隠す側の知恵比べが始まる。

最初は私が隠して、息子が探す側だった。リザードンを見つけた瞬間、息子は両手を突き上げて叫ぶ。
「リザードン、ゲットだぜ!」
その声があまりに誇らしげで、毎回こちらまで嬉しくなる。

役割が逆転した日

しばらくすると、息子が言い出した。
「こんどは、父が探す番ね!」
今度は私が探す番だ。息子が隠す場所は、4歳らしさ全開である。ソファのクッションの下、テレビの裏、そして堂々と机の上に置いてあることも。私は全力で「わからないなあ」と困ったふりをしながら探し、見つけるたびに「ゲットだぜ!」と叫ぶ。息子は大喜びで笑い転げる。

そして最近、ゲームはさらに進化した。息子が「タイムをはかりたい!」と言い出したのだ。スマホのタイマーを押して、よーいスタート。「ぜんぶ見つけるまで、何びょう?」と真剣そのもので、記録が縮むと自分のことのように喜ぶ。

さらに、ヒントを求めてくるようにもなった。私が探しているとき、息子は隠し場所をそっと教えてくれる。ただし、言葉で教えるのではない。ヒントは「父の目線」だ。息子はニヤニヤしながら、ちらっとテレビの裏のほうを見る。そして「テーブルのちかくかも?」と、まるで探偵のように助言をくれる。逆に息子が探す側のときは、私が視線や「テーブルの近くだよ」といった言葉でヒントを出す。教えすぎるとすぐ終わってしまうので、さじ加減が意外と難しい。頭を使っているのは、実は私のほうかもしれない。

遊びの中で育っているもの

ただ隠して探すだけの遊びなのに、数を数える、場所を考える、相手の気持ちを想像するなど、学びがたくさん詰まっている。何より、同じ目線で全力で遊べる時間は、4歳の今だけかもしれない。

高価なおもちゃも、広い庭もいらない。小さなフィギュア6体と、狭い部屋があれば十分だ。

ある日、保育園からの帰りギャン泣きして帰ってきた。理由を聞くとお家に帰ったらモンコレ探しをしたいと言い出し、お家帰ったらご飯食べるよと言われ泣き出したらしい。
飯よりモンコレ探しの息子でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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