「せっかく作ったのに一口も食べてくれない」「毎日同じものしか食べていないけれど大丈夫?」 入園を控えた時期や年少さんのお子さんを持つ親にとって、毎日の食事は「楽しみ」よりも「悩み」になりがちですよね。
赤ちゃんを卒業し、幼児期へと足を踏み入れた年少さん。この時期の食事で大切にしたい「食事量」と「栄養」、そして食べないを乗り越えるためのコツをまとめました。
1. 年少さんの「理想の食事量」ってどのくらい?
厚生労働省の基準では、3〜5歳児が1日に必要なエネルギー量は、男の子で約1,300kcal、女の子で約1,250kcalとされています。
といっても、ピンときませんよね。イメージとしては「大人の半分〜3分の2」程度です。
- 主食(ごはん): 子ども用茶碗に軽く1杯(約100g)
- 主菜(肉・魚・卵): 大人の手のひら半分くらいのサイズ
- 副菜(野菜): 煮物やサラダを小皿に1〜2杯
ただし、これはあくまで「完食した時の目安」。年少さんは遊び食べやムラ食いが激しい時期なので、「毎食この通りに!」と意気込みすぎないことが、親のメンタルを守る最大の秘訣です。
2. 押さえておきたい「3つの栄養バランス」
細かい計算は不要です。1日の食事のどこかで、以下の3つが揃っているかをゆるくチェックしてみましょう。
- エネルギーになる(黄色): ごはん、パン、麺類、いも類。脳と体を動かすガソリンです。
- 体をつくる(赤色): 肉、魚、卵、納豆、牛乳。筋肉や血をつくります。
- 体の調子を整える(緑色): 野菜、果物、きのこ。風邪に負けない体をつくります。
もし「夕飯は白米しか食べなかった」という日があれば、翌日の朝にバナナ(緑)やヨーグルト(赤)をプラスして、3日間くらいのトータルでバランスが取れていれば100点満点と考えましょう。
3. 「食べない」を乗り越えるための3ステップ
年少さんは、食感のこだわり(ネバネバ、シャキシャキ)や、初めての食べ物への警戒心が強くなる時期でもあります。
- 「一口だけ」ルール: 嫌いなものでも、味見程度に一口舐めたら「かっこいい!」と大げさに褒める。食べなくても「食卓に出し続ける」だけで、いつか見慣れて食べる日が来ます。
- 「おやつ」も食事の一部: 年少さんの胃はまだ小さいため、1日3食では足りない分を「第4の食事」としておやつで補います。甘いお菓子だけでなく、おにぎりやふかし芋、チーズなどを出すのが理想です。
- 「楽しい」が一番の栄養: 保育園で頑張っている分、家では甘えが出がち。「自分で食べなさい!」と怒るより、「パパ・ママと競争だ!」とゲーム感覚にしたり、時にはお口に運んであげたりして、「食事の時間=楽しい時間」という記憶を残してあげましょう。
おわりに
ブログを読んでいるパパさん・ママさんに伝えたいのは、「あまり考えすぎないで」ということです。
保育園の給食ではしっかり栄養士さんが考えて作ってくれていますし、お家では考え過ぎず「いつか食べるようになるさ」という余裕が、意外とこどもの「食べてみようかな」を引き出すかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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