はじめに
3歳から4歳へ。あっという間に迎えたこの区切りで、親として感じるのは、確実な成長と同時に、より複雑に、より強く自己主張するわが息子の姿です。毎日が驚きと発見の連続。その中で、親として多くのことを学んでいます。
4歳になって変わったこと~癇癪の波状攻撃~
3歳の頃も癇癪(かんしゃく)がありました。それなりに手を焼いたこともあります。しかし4歳になると、その激しさは比較にならないほどに…。朝、靴を自分で選びたいと言い張り、親の提案を全て拒否。「これじゃない!」と床に寝転がって泣き喚く。親としての忍耐力が試される瞬間です。
さらに厄介なことに、一度スイッチが入ると歯止めがきかなくなります。何とかなだめても、別の理由でまた大爆発。息子に振り回される毎日です。「いつ爆発するだろうか」という緊張感が常にあります。
朝の準備時間、買い物時、お風呂の時間。あらゆる場面で自分のやり方を主張し、それが叶わないと暴風雨のような怒りが押し寄せます。「なぜそこまで頑固なんだ…」と思いつつも、実はこれが成長の証なのだと心の奥では理解しながらも、親の心身は相当な消耗戦です。
バトルの中に見える成長の光
しかし、面白いことに、その強い自己主張の奥には、確実で素晴らしい成長が隠れているのです。
ある日、お風呂に入ったときに「自分で洗う」と言い出しました。いつもは私か妻が頭から体まで全て洗っていたのですが、イスに座り、シャワーのレバーを捻り頭から浴びている姿を見てちょっと感動。シャンプーの洗い方や落とし方がまだまだ慣れていないのでほぼ私が洗うのですが、これはお風呂嫌いな息子にとってすごい成長を感じる出来事でした。
その日から気づくことが増えました。歯磨き、服を着ることも以前は「やって」が当たり前だったのに、最近は「自分でする!」という意思が強くなってきました。着替えも、靴を履くことも。自分で決めたい、自分でやりたいという強い意思が、実は後述する自己主張へと直結しているのだと気づかされました。
親として見えてくるのは、子どもの中での大きな心の変化。独立心の目覚め。それは時に親の思う通りに進まない難しさを生みますが、確実に子どもが成長していることの証なのです。
時折見せる赤ちゃん返りのかわいさ
そして、最も親の心を揺さぶるのは、その自主的で生意気な息子が、時折見せる赤ちゃん返りです。
難しい気分で親に抱きついてきたり、「だっこ、して」と甘えてみたり、時には「バブバブ」と赤ちゃんみたいに甘えてみたり…。大人っぽくなっていく息子がふと見せるその幼さが、もう本当にかわいくて仕方がありません。
怒りながらも抱き上げると、すぐに甘えてくる。その素早い気分転換と、儚いかわいらしさ。「もう大きくなったなぁ」と感じさせる瞬間と、「まだ4歳の小さい子なんだ」と思わせる瞬間の繰り返し。その揺らぎの中に、子育ての本当の喜びがあるのだと、今、深く気づいています。
終わりに
4歳の息子との毎日は、確かに大変です。癇癪との戦い、バトルの連続、親の心身の消耗。しかし、その先にある成長の姿、赤ちゃん返りのかわいさ。全部が詰まった、この時期は本当に貴重で、二度と戻らない時間です。
いつかこの日々を懐かしく思う日まで、親として息子に向き合い続けよう。その一心で、親として最高の学びを得ている。それが、息子との日々なのです。


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